大学で教員をしています。大学での出来事を中心に日々考えることをありのままに綴っていきます。
 先週末、ある学会に出席して、韓国の子供たちの英語教育事情に関する話を聞きました。日本でも小学校での英語教育はさかんになっていますが、まだまだ賛否両論あり、先生方も指導には頭を悩ましているようです。
 というわけで、興味深く話を聞いてきました。
 韓国では、1997年から英語教育が正規教科として導入されているそうです。その下の幼稚園でもその準備が盛んで、英語教育プログラムのない幼稚園は、園児募集に苦しんでいたそうです。
 びっくりしたのは、韓国の英語教育の歴史は、恨の歴史だということでした。流暢な発音をするために、舌の手術(医学用語で舌小帯切除術)をさせる幼稚園生の親が多いというのです。舌の手術は舌の舌の部分と口腔底をつなぐ紐状のものを切って、舌を1センチほど伸ばすそうです。韓国人はとRとLの発音がよくできない(日本人と同じ!)が、舌を切開すれば、舌を伸ばすことができて、柔軟性を高めることができるので正しく発音できると信じられているのだそうです。
 生後6ヶ月の幼児に対して、5時間ずつビデオで英語を教えたり、7歳の子を毎晩英語塾に行かせるのはめずらしいことではないのです。
 しかし、韓国の英語学者たちが指摘しているように、あまり強烈に外国語の勉強をさせると、言語の発達が遅れて韓国語も英語もできなくなる可能性があるとしています。また、外国語学習のストレスを幼稚園児が感じているという例もおきているそうです。雑誌のテーマに、「英語は子供の地獄」というのもあったそうです。
 まさに恐ろしい状況。。。
 さて、日本ではどうなんでしょう。
小学校では、英語を楽しくゲーム間隔で学んでいるようです。でもこれが必修化されたら韓国と同じような状況になりはしないのでしょうか。
 
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