私も幼いときにこの絵本が大好きで、何度も繰り返し、絵本を見ていました。読むたびにカステラやケーキが食べたくなったのを覚えています。
宮城県立美術館で、4月14日からこの展示が始まったのですが、大学の同僚の間でも珍しく話題になっていました。行くチャンスを狙っていたのですが、今回ようやく行ってきました。
絵本と挿絵23作品320枚の原画の展示は圧巻でした。言葉がなくても、作品の世界に入り込むことができ、主人公の言葉まで私には聞こえてきました。
子供もカップルも、お父さんもお母さんもみんな幸せそうな顔をして、見ているのがとても印象的でした。
ラッキーだったのは、5月5日は会期の間4回しかない、「ゆうこときゃべつぼうし」の作品鑑賞会(20名限定)に参加できたことでした。当日の参加申し込みはできないと思いながらも、聞いてみたらぎりぎり間に合ったのです。
作品の説明を聞いたあとで、ショーケースに入っているスケッチブック5冊のすべてのスケッチを見せていただきました。
1冊の絵本が完成するまでに、5冊のスケッチブックを経ているということを知っている人がいるでしょうか。進んでいくごとに、登場する動物の種類が変わったり、服装やポーズが変わったり、いろいろな小さな変化がわかってとても楽しかったです。原画に触れるには、注意が必要ということで、事前に手を洗ったり、口元をハンカチで隠すように指示されたことも、珍しい体験でした。
今回はじめて知ったのは、文章を書いている中川李枝子さんとは実の姉妹であることも知りました。そうであるからこそのぴったりのチームワークだったのですね。
原画は展示すると、色がさめるということで、5年に1度くらいしか展示会を行わないそうです。
ですから、今回の展示会はぜひ行くことをお勧めします。
今後の「ゆうこのきゃべつぼうし」の特別展示会は5月19日と6月2日で、電話予約もできます。

山脇百合子 「ぐりとぐらのうたうた12つき」より(部分)
宮城県美術館のHPはこちらです
http://www.pref.miyagi.jp/bijyutu/mmoa/ja/main/index.html
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